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生活観や今までの仕事、日常でふと感じたこと等を気の向くままに書いていきます。

船員(船乗り)ほど病と怪我に気を付けるべき実情

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僕はかつて外航、内航と乗船してきまして経歴というかルートとしてはまあおかしな形で歩んで今に至ります。


船員の生活の中で、特に若い方達はあっちの方もお盛んな方は一定数居てます。


ってか、もう酷い時は酷いです。


凄まじいというか、なんというか、いやはや。


実際に〇病になられた方もいたり、予備軍、隠れ当事者と調べればそこそこの数になる筈です。


では、僕の見てきた実情の幾らかを書いていきましょうか、、、、、、、

(〇の中には「性格」のどちらかの漢字一つが入ります。お察し下さいませ。)

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日本とカタールの往復途中のシンガポールにて


はい、もう随分と時間が経過しているので時効だと思いますので書いちゃいます。


この国にもどうやらそういう環境があるそうです。


現に当時、通船で若い航海士二人が夜の街へ消えていきました。


僕はインストラクターの機関長と日本料理店でてんぷら定食を奢って頂き、夜の港やコンテナの並びを見学しながら観光したのが懐かしいです(笑)


夜の街に消えた若い航海士二人もまあそれなりに良い思いをして帰宅してきました。


休暇下船後はちゃんと検査受けて欲しいですけどね。


それなりのリテラシーがあるようなので大丈夫だと思います。


※余談ですが、外航内航問わず帰船遅れは解雇対象です。お気を付け下さいませ。 現に当時お世話になったO船長からお聞きしました。

韓国で謎の健康診断


これは僕が二度目の冷凍船乗船する際のお話ですが、

韓国釜山に到着した時に健康診断が必要とのことでなんと!


韓国の病院で採血やらなんやらされたんですね。


何を言っているか全く意味が分からないし、病院も結構不潔と物凄く身の危険を感じました。


ほんの僅か日本で休んでいる間に、せめて日本の病院で検査を受けるように手配してくれればよかったのにと思いました。


この乗船が終わったのが、韓国での謎検査から約半年が経過してからのことです。


ずっと気掛かりだったので、

帰宅してから近所の保健所のHPを調べまくって血液検査に何度か行ってしまいました。


まあ、陰性でしたけど、不潔な環境で検査やら注射やらほんまに恐怖でしかないですよね。


そんなエピソードでした。



内航時代のとある衛生管理者が、、、、、、、、

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これも時効だと思うので書いちゃいますね。


内航だと、まず殆どが日本での仕事なので、

必然的に上陸回数も多い事もあり買い物や何処かの病院へ通院する機会も多くすることができます。


その分、お金を使う羽目になる可能性もありますが、

通院や治療が必要な方には良い条件でもあります。


どうも当時のその彼が〇ラミジアになったようなのですね。


ホストをしていてもおかしくない程の男前でしたし、まあちゃんとしてました。


これが内航だからまだ良かったのです。


外航だとやはり簡単に怪我や病気にはなれません。


スムーズに運航することが前提となって計画が組まれています。


こればかりは個人がしっかり考えて、健康維持を基準に普段から警戒するほかないですね。


寄港地で毎回通院していた糖尿病の機関長(フィリピン人)


機関長クラスになればバイクや自動車一台くらい楽勝で作れます。


メンテナンスなんざ朝飯前でしょうね。


船乗り以外の仕事をするにもつぶしが利く事で有名です。


エレベーターのメンテナンスや自動車、バイクの整備工と色々と陸上職はありますし、

人によってはその仕事をしてから船に乗る人も実際に居てます。


過去にはディズ二ーランドで機械をメンテナンスする仕事を経験してきて船に乗った方も居てましたね。


さて、糖尿病になったその機関長ですが、

この話はお世話になった陸上勤務の船長から聞いた実話です。


彼ら(フィリピンクルー達)の多くはお腹が出ています。これは僕も幾らか見てきました。


寝る直前でもヌードルや米を平気で大量に食べる事実もあります。


僕は胸やけがするのでそのタイミングでは食べませんが。


その食生活からおそらく糖尿病につながっているのでしょう。


寄港地で治療しながら、薬を貰いながら頑張っていたのでしょうがとうとうお亡くなりになられたそうです。


気の毒ですが、食生活を改善していたらまだお仕事されていたと思います。


これも個人で上手く調整するほかないです。


はじめに自分ありきなのです。



溶接で指がとんだナンバン(操機長)


これは僕がLNG船に乗船していた時代の話になります。


カタールから液化天然ガスLNG)を積んで、日本へ向かっている時のお話です。


マラッカ海峡を突破して北東へひたすら向かっている時の事ですが、

ナンバンが作業中に誤って指が一本飛んだようなのですね。


それはもう大騒ぎになりました。


日本が近い海域だったのでそのまま日本の病院で治療を受けることが出来ましたが、

あまりにも大変だと寒気がするお話です。


詳細は知りかねますが、海外の病院だと目玉が飛び出るほどの高額な治療費を請求されることもあるので、

これから船員になる方達も海外に仕事やプライベートで行く際は、

その辺もしっかりネットでも良いから調べてある程度は把握しておくと良いかと思います。


気を付けていても怪我や病気になることが多いので難しいところですけどね。


陸上の会社の人や陸上勤務されている船員さんから海外の病院の事や保険のことも聞けるなら聞くべきです。



この記事の総論


外航内航と怪我や病気をすると、風当たりが悪くなります。

たとえ本人が普段から気を付けていてもです。


特に内航は怪我をすれば、例え本人が悪くなくとも時にどやされ、悪い噂をバラまかれる時もあります。


完全な対応策はありませんが、

普段からしっかり寝れる時に寝る、互いの注意喚起、使うべき時に神経も惜しまない、

気付き知る姿勢の保持と個人にも出来る努力や気遣いはあるのでそうするしかないです。


船員に関しては、物理的な怪我や病気も問題ですがメンタルヘルスの問題もかなりあります。


この記事では触れませんが、機会があれば船員のメンタルヘルスの考察等も書いていけたらと思います。

(かつて、とある外航船社で精神科に通院する必要があって乗船出来ない人が解雇になった実話があります。会社側が彼を海技者として雇用していたためです。)


この仕事でも健康第一です。


時間やお金があるだけでは幸せにはなれないのもまた事実ですので。


ご用心を。

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